【唐津市】鏡山温泉茶屋 美人の湯

佐賀県唐津市

  虹の松原を見たあとに

日本三大松原のひとつ「虹の松原」。
日本の白砂青松100選、日本の渚百選、かおり風景100選、日本の道100選と堂々たるエントリーを果たす唐津市を代表する景勝です。幅約500mのクロマツの林が約4.5 kmにわたって続く防風防砂林で、17世紀初頭に唐津藩主・寺沢広高が植樹を始めたとされています。かつては「二里松原」と呼ばれていました。

松原の南に沿ってJR筑肥線が東西に走っており、その名もずばり虹ノ松原駅があります。駅から10分弱さらに南へ歩けば、国道202号唐津バイパス。その道沿いに建つ白壁の建物が「鏡山温泉茶屋 美人の湯」です。

施設自体は豪華さや特筆すべきものとは無縁ですが、地下1,600mから湧き上がる湯はちょっと独特。弱い放射線を含んだラドンの湯で、おまけに鉄分と炭酸水素をも含んでいるのです。
湯色は無色透明で、特に匂いもしません。源泉は25℃ほどしかありませんので、加温して循環使用しています。

広めの内風呂は、床に埋め込まれたマットから気泡が噴出するバイブラバス。露天風呂とサウナ、樽風呂も完備しています。
休日は混み合う日も多いので、空いている時間帯を狙っていくと吉。