【指宿市】休暇村指宿

鹿児島県指宿市

  砂蒸しもぜひ！

九州を代表する名だたる温泉地・指宿。かつて「東洋のハワイ」と呼ばれた南国ならではの穏やかな光景と砂蒸し温泉を求めて、いつも数多くの観光客で賑わっています。
指宿温泉の中心はJR指宿駅から見て南東側の海沿い、「砂むし会館砂楽」の周囲に宿やホテルが固まっていますが、そこだけに限らず市内の広範囲にも温泉宿が点在しています。

「休暇村指宿」はその一番北の端にあり、歩いて行ける範囲には知林ヶ島（ちりんがしま）が。浜からすぐ沖にある無人島ですが、春から夏にかけての大潮・中潮の干潮時に砂州が現れて陸続きになり、島まで歩いて渡ることができるというユニークな島なのです。
月に数日、しかも1回あたり2時間程度しか渡るチャンスはありませんので、予め砂州出現予測をこちらで確認してから出掛けましょう。

リーズナブルな価格で利用できる公共の宿「休暇村指宿」。
ホテルの目の前には錦江湾がひろがり、背後には魚見岳という絶好のロケーションに立地しています。宿に到着したらまずトライしたいのが、ロビー前のカフェ「太陽のテラス」にある「癒流（るる）」での足湯です。
はるばると広がる錦江湾を眺めながら脚を湯に預ければ、旅の疲れもきれいさっぱり吹っ飛んでいくでしょう。

足湯に使用されている湯は、嬉しいことに指宿温泉の源泉かけ流し。となると気になるのが浴場のお湯ですが、こちらもやはり源泉かけ流しです。
畳を敷いた内湯と、岩組みの露天風呂のどちらもpH6.6の「ナトリウム-塩化物泉」で、塩気があるやや濁った湯。

そして指宿温泉に来たなら忘れちゃいけない「砂蒸し温泉」も完備しています。専用の作務衣を着用して、砂の上に寝転んだら、あとはおまかせ。係員がせっせと砂を身体の上からかけてくれます。じんわり温かくなってきて、10分もすれば全身に汗をかくほどです。この温熱効果が全身の血行を良くしてくれます。
15分ほど砂蒸しをしたら、作務衣を脱いでシャワーを浴びて砂を落とし、大浴場の湯舟でほっこりしましょう。