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国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった――
ご存じ、川端康成の小説「雪国」の舞台である越後湯沢温泉。かつては静かな湯治場ゆえの風情ある温泉街がありましたが、リゾート化が進んで現在では越後湯沢=スキーというイメージも強くなりました。
とはいえ今でも懐かしい射的屋があったり、公営の外湯がいくつもあったりと、湯治場らしさも残る温泉地です。
源泉はいくつかあり、それぞれに泉質が異なる越後湯沢温泉ですが、美肌のための湯をチョイスするのなら、アルカリ性単純温泉の宿をチェック!
越後湯沢駅からメインストリートを抜けて歩くこと約7分の位置に建つ「湯沢ニューオータニ」は、その名のとおりニューオータニの系列子会社のホテルです。駅から送迎してもらうこともできます。
こちらの湯は「低張性弱アルカリ性高温泉」の単純温泉なので、肌に優しく湯上がりすっきり。
なんといってもこちらの浴場のウリは「翡翠(ひすい)スーパージャグジー風呂」でしょう。この湯舟には翡翠の原石が底に敷き詰めてあります。
翡翠は古代から重宝されたパワーストーン。日本でも太古の昔には勾玉や首飾りにも使われていました。精神の安定やヒーリングを期待して身につける翡翠を入浴に使ってしまうという贅沢を、存分に堪能しましょう。
露天風呂も完備していますが、「翡翠スーパージャグジー風呂」のある浴室と露天風呂のある浴室はそれぞれひとつずつしかありませんので、浴室は時間により男女入れ替え制です。
また館内には貸切風呂も。翡翠を湯舟の底に敷き詰めた翡翠風呂と桧風呂の2種あり、貸切風呂はどちらも源泉かけ流しなのが嬉しい限りですね。
湯沢ニューオータニ | |
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泉質 | アルカリ性単純温泉 |
住所 | 新潟県湯沢町湯沢330 |
電話 | 025-784-2191 |
開館 | 日帰り入浴:10時半~11時半、12時半~22時 |
休館 | なし |
料金 | 日帰り入浴:大人1,000円、子供500円(※貸しタオル付)、 貸切風呂:50分3,240円、 宿泊:1泊2食9,720円~ |
交通 | JR上越新幹線・上越線越後湯沢駅西口 徒歩約7分 (※電話すれば越後湯沢駅西口から送迎あり) |
予約 | →宿泊プランを見る |
画像引用:HRTニューオータニ株式会社様 (http://www.yuzawa-newotani.jp/spa/index.html)